
サラリーマンの副業として株式投資がオススメであると前回の記事で述べました。
では株式投資をはじめた場合に、まずどういった銘柄に投資をすればよいのでしょうか?
今回は自身のこれまでの経験に基づいた、株式投資の初心者でも簡単に取り組める銘柄の選び方をお話ししていきます。


初心者の投資銘柄はまずは1~2銘柄に絞ろう
株式投資をはじめてまず最初に悩むのが、どの銘柄に投資をすればいいのかということだと思います。
初心者だから銘柄選びの基準もないので、どれが有望なのかなんて簡単に判断がつきません。



これが私が株式投資でやってしまった最初の失敗でした。
雑誌のオススメだからと安易に考えて、最初から多くの銘柄を買いすぎてしまったのです…。
その日はたまたま相場が暴落気味で指値を出していた多くの銘柄が買えてしまい、初心者にもかかわらずいきなり想定以上の株資産を保有することになってしまいました。
株式投資をはじめた当初は明確な投資基準をまだ持てていないため、このような安易な行動でリスクを抱えてしまう危険性があります。
私の場合は翌日から株価が反転して上がったので利益を得ることができましたが、これはたまたま相場環境がよかったからです。
もし翌日に下落して多くの銘柄で含み損を抱えることになっていたら、考えもせず損切りしていきなり資産を減らしてしまうか、塩漬けしたままで大きな損失を抱えてしまうことになっていたでしょう。
これでは会社員の副業としての株式投資という位置づけから外れてしまいます。
相場に対する慣れができるまでは、限られた資金の範囲内で1~2銘柄の投資からはじめてみるようにしましょう。
株式投資の銘柄選び
最初の株式投資は1~2銘柄に絞って買い付けを行いますので、厳選した企業を選ぶ必要があります。
株式投資家として最初に注力するべきは、どの銘柄に投資するかをよく考えることなのです。
それでは銘柄をどのような視点で厳選していくかをまとめていきましょう。
本業に関連する分野で探してみる
サラリーマンの本業でつちかった知見に基づき、関連業界で業績が好調な企業や将来性を感じる企業などがないか考察してみましょう。



自分が好きなことから探してみる
自分の趣味だったりよくやることから投資対象として可能性を感じる企業がないか考察してみましょう。
ゲーム好きであれば自分がプレイしているゲームがおもしろくてヒットしそうであれば、投資対象として検討してみる価値があるかもしれません。



投資先を絞り込むポイント
投資対象としておもしろそうな企業が見つかったとしても、実際に投資するかどうかを決めるために確認が必要なポイントが2つあります。
業績が安定成長しているか?
一つ目は企業業績が安定成長しているかどうかの確認です。
将来性が評価されるなどして、業績が赤字であっても投資家の人気を集めて株価が高騰するような銘柄もあります。
しかしそれはあくまで一時的なものであって、業績が赤字続きのままであれば高騰した株価もいずれ大きく下がってしまうのです。
何年にもわたって株価が3倍にも5倍にも成長するような銘柄も存在しますが、これらの企業は例外なくその間の業績が安定的に伸び続けています。


今後も成長を継続する根拠は明確か?
現在の業績が絶好調でも今がピークでこの先の成長が不透明なのであれば、投資先としては不十分です。
これから先の成長も揺るぎがないことを、自分の言葉で説明できるかどうか考察してみてください。
説明できるほど明確な根拠がないのであれば、投資判断を保留にする必要があるのかもしれません。
買い時を絞り込もう
選定した銘柄の購入は、すぐに行わずに相場が崩れて株価が大きく下がるタイミングまで我慢してじっくり待ちましょう。
株式相場は1~2年に1回くらい相場が大きく崩れる時期があります。
この時はほとんどの銘柄が売りが売りを呼ぶくらいたたき売られ、「こんなに下がるの?!」というくらいまで安くなります。
初心者はそれくらいまで我慢してから買うというのが理想です。
株価の大幅下落がニュースの記事になるような時期が、初心者の株式投資家が出動する時期だと考えましょう。


参考事例:ZOZO(3092)
株式投資における業績との連動性の参考事例として、ZOZO(3092)を取りあげてみます。
アパレルECサイトZOZOTOWNを運営する有名企業ですが、東証マザーズに上場したのが2007年12月でその後も安定成長を重ねて、2011年12月にはタレントのベッキーを採用したCMで全国的に有名になりました。
このCMが放送された当時の株価は600円ほどでしたが、1年後の2013年1月には1/3近くまで株価が下落しています。
しかし企業の業績は安定的に伸び続けていましたので、やがて投資家から長期的に買われ続けることとなり、安値から5年半後の2018年7月には20倍以上の高値をつけました。



CMで全国的に知られるような企業であっても、安定的に業績を伸ばし続けるのであれば株価は大きく飛躍する可能性があるという実例です。
ZOZOは高値をつけた後に、減益決算を出したことをきっかけとして投資家から成長性が懸念されて売られる結果となり、さらに相場自体の大きな暴落と重なって現在は高値の半分以下の水準になっています。
このことからも成長の継続性を見極めることと買い時を絞り込むことの重要性が理解できると思います。
まとめ
以上が株式投資の初心者にオススメする銘柄の選び方と投資手法についてのガイドです。
株式市場には、豊富な資金力をもつ機関投資家や株式チャートに1日中張りついてトレードしている専業投資家(デイトレーダー)などいろいろな参加者がいます。
彼らは様々なスキル・テクノロジーを有して、短期的な相場環境を動かせる力を持っています。
初心者が同じ土俵に立っていきなり勝てる相手ではありません。



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