サラリーマンを辞めて半年ほど経ちましたが、今のところなんの問題もなく平和に暮らせています。
今の暮らしになってから思うのですが、お金って全然使わなくても生きていけるもんですね…。
もちろん実際は今も使ってはいるのですが、サラリーマンの時は何かといろんなものにお金を使っていたので、当時と比べると余計にそういう風に思ってしまいます。
そこで今回は、サラリーマンとしてバリバリ働いていた4年前と昨年退職した後との、我が家の支出を比較してみたいと思います。
単月だけで見ては分かりにくいので、4年前は年間合計から月平均を算出し、退職後はその期間の合計から月平均を割り出してみました。
サラリーマン時代の支出(4年前の月平均)
4年前の月平均支出は以下のような感じでした。
項目 | 支出額 |
食費 | 60,000 |
住居 | 120,000 |
水道・光熱 | 13,000 |
交通・通信 | 35,000 |
保険 | 47,000 |
小遣い | 70,000 |
家具・家電・雑貨 | 23,000 |
衣服 | 10,000 |
医療・美容 | 16,000 |
接待交際 | 32,000 |
娯楽 | 16,000 |
支出合計 | 442,000 |
当時はかなりいいお給料をもらってたのですが、それにしても夫婦二人暮らしにしては支出が多すぎでした。
ほとんどの時間を会社で過ごしている時期でしたので、通勤が楽になる近いエリアでマンションを借りていたのですが、その分家賃は高かったです。
部下も多かったので飲みや食事に連れていくこともしばしばで、そういった出費もだいぶかさんでいます。
疲労もだいぶたまってたので、週2回はマッサージにも通っていました。。
あと休みの日は思いっきりストレス発散しようとだいたい出かけていました。車を持ってなかったのでカーシェアリングで借りて温泉に出かけたり、外食も多かったです。
出費は多くてもそれなりに貯蓄はできていたのですが、ムダを切り詰めればもっとたくさんできたと思います。
しかし当時はムダとは思っておらず、ストレス発散と癒しを得て仕事に打ち込むための「必要経費」だと思っていたので、やっぱり難しかったかもしれません。
退職後の支出(6ヶ月間の月平均)
退職した翌月からの月平均支出は以下のようになっています。
項目 | 支出額 |
食費 | 47,000 |
住居 | 68,000 |
水道・光熱 | 9,000 |
交通・通信 | 12,000 |
保険 | 43,000 |
小遣い | 40,000 |
家具・家電・雑貨 | 7,000 |
衣服 | 5,000 |
医療・美容 | 14,000 |
接待交際 | 0 |
娯楽 | 17,000 |
支出合計 | 262,000 |
サラリーマン全盛の頃と比べて18万円支出が減っています。
大きいところでは住居費だったり、私の小遣いが4万⇒1万と減ったことだったりします。
ただ、支出が減ったからといって生活の満足度が下がったわけではなく、むしろ4年前より幸福感は大きいです。
サラリーマン時代は通勤が便利で広いマンションを高い家賃を払って借りていましたが、仕事が忙しく家でゆっくり過ごせることはあまりなかったです。
しかし今はマイホームで妻と多くの時間を過ごせるようになりました。
サラリーマン時代は栄養ドリンクや缶コーヒー、ヴィーダーinゼリーなどよくわからないものに小遣いが消えてしまってましたし、今は家にいるだけなので1万円でも余ってます。(笑)
各項目の比較
トータルで18万円の家計支出が減ったわけですが、項目ごとの比較では以下の通りです。
食費
サラリーマン時代より-13,000円
サラリーマン時代と比べて外食をほとんどしなくなったことが大きいです。
作る手間が面倒ということもあると思いますが、それ以上に雰囲気のあるお店でおいしい料理を食べる(それで癒されたい)という欲求が強かった気がします。
今はそういう欲求はありませんので不要コストとなりました。
住居
サラリーマン時代より-52,000円
自宅マンションを買って引っ越したことで住居費が大きく下がりました。
管理費や税金などすべて含めてこれだけ下がって、しかも理想のマイホームを手に入れることができたので本当によかったです。
賃貸マンションから自宅購入に考えをシフトした理由を別の記事でまとめていますので、よかったら参照してみてください。
水道・光熱
サラリーマン時代より-4,000円
夏は風通しよく涼しく冬は日差しで暖かく過ごせるので、今の自宅ではエアコンをほとんど使うことがなく、電気代がかなり安くなったようです。
交通・通信
サラリーマン時代より-23,000円
携帯の会社を夫婦そろってドコモ⇒マイネオに替えたことで16,000円くらい安くなりました。(これはサラリーマンと関係はないですが…。)
あとなんとなくiPadを契約してしまい毎月5,000円支払っていました。
保険
サラリーマン時代より-4,000円
保険料がかなり高いですが、貯蓄型の保険に加入しているためで大部分が実質貯蓄です。
4年前より下がっているのは医療保険のプランを見直したからでした。(これもサラリーマンや退職とは関係ないです)
小遣い
サラリーマン時代より-30,000円
退職した段階で私の小遣いを4万円⇒1万円に減らしたために削減できました。
家具・家電・雑貨
サラリーマン時代より-16,000円
家計簿を確認してみたところ、サラリーマン時代は大小さまざまに衝動買い的な出費が散見されました。
「お金もあるし買っちゃえ!」みたいな気持ちは確かにあったかもしれません。
買ってたものは必要性が高いわけではなかったので、今はそういった買い物はしなくなりました。
衣服
サラリーマン時代より-5,000円
会社勤めだとどうしてもスーツとか革靴とかビジネスバッグなどを買う必要があります。
クールビズのためにわざわざそれ用の衣服を買ったりするのも結構な出費でした。
医療・美容
サラリーマン時代より-2,000円
退職後に歯科治療に通っていたのでその費用がけっこうかさんでしまっていますが、サラリーマン時代に通っていたマッサージ店などにほとんど行かなくなったので、1万円くらいの削減になると思います。
接待交際
サラリーマン時代より-32,000円
部下の人数が多くなると食事や飲みに連れていくのに結構な持ち出しが発生します。
もちろんいくらかは会社から補助が出ますが全然足りないのです…。
今でも忘れられない食事会があるのですが、その時期は若い女性の部下がほとんどで、中にはまだ未成年という人もいたので、居酒屋ではなく小洒落たイタリアンレストランに連れていくことになりました。
食事の後に「○○オレ」とか「パフェ」みたいなものまで各自が注文し出すはめとなり、20人ほどで11万円くらい支払うことになりました。
サラリーマンを退職後はこのような費用が発生することはないので、まるまる支出削減となります。
娯楽
サラリーマン時代より+1,000円
ゆいいつサラリーマン時代より増えてしまった項目です。
このほとんどはポケモンGOでお出かけしたり、イベント参加で旅行したりする費用なので、ライフワークとしている私たち夫婦的には致し方なしです。
まとめ
会社員時代と比べると支出が大きく減りましたが、節約をしようと意識しすぎているわけでもありません。
気ままに自然に暮らしてかかっている生活コストという感じです。
支出を削減することが目的ではなく、夫婦で楽しく暮らしていくことを目指しているので、これくらいの生活スタイルで今後もやっていこうと思っています。
▼こちらも合わせてどうぞ▼