株式投資

IPO初心者の失敗事例から学ぶ投資術

ぽけご
ぽけご
こんにちは、気ままに生きてるぽけごです。

株式投資をはじめると、IPO(新規公開株)銘柄の投資を検討する機会が出てくると思います。

IPOで新しく上場する企業は魅力に溢れているものが多く、上場後も大きく成長して投資家に利益をもたらしてくれる優良企業も存在しています。

「公募に当選すれば成長企業の株を上場時点から保有することができる」

このようなメリットがあるのが魅力ではあるのですが、初心者がそのリスクをよく知らないままに、安易にIPO投資を手掛けるのは危険です。

ぽけご
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私も初心者の頃に何度か痛い目に合いました…。

そこで今回は私の失敗経験の実例からIPO投資の注意点やコツなどをまとめてみたいと思います。

この記事はこんな人にオススメです

IPO投資に興味を持っている初心者の方

IPO投資の失敗事例:アイリッジ(3917)

私がIPO投資したアイリッジ(3917)を失敗事例としてご紹介したいと思います。

アイリッジは2015年7月16日に上場したITベンチャー企業です。

位置情報を活用したスマートフォンアプリのシステム基盤を提供する事業の将来性が評価され、公募された株式数も少なかったので非常に人気となっていました。

私もぜひとも欲しい銘柄として資産の相当な割合を注ぎ込んで公募に応募しました。

しかしやはり落選となってしまい、保有を目指すなら上場後のセカンダリ投資でチャレンジするしかない状況となってしまいます。

相当な値上がりが予想されてはいたものの、上場日は買い気配のまま取引が成立せず、なんと2日目も取引が成立せずに終了してしまい、3日目に公募価格1,200円の5.3倍となる6,350円でようやく初値がつきました。

公募価格の5.3倍はさすがに行きすぎではないかと思ったのですが、その日の午後にはさらに値を上げてストップ高となる7,350円で取引を終了します。

翌日にはさらに値を上げて7,830円まで高値を更新し、その翌日も7千円台で取引を終了しました。

初値から3日で徐々に安値を切り上げてきており、このままさらに上昇していく可能性が高いと判断して、次の日の朝に7,300円の指値で打診買いを設定してみました。

会社から帰って確認するとしっかり買えておりましたが、この日の株価は暴落して購入したばかりなのに10万円近い含み損となっておりました。

しかもその日から株価は日を追うことに下がり続け、8月に入ると「上海ショック」と呼ばれる世界的な暴落が起きたこともあって、購入価格の1/3に近い2,700円台にまで下落してしまいました。

打診買いの後は損切りせず4千円台と3千円台で追加買い(いわゆるナンピン)をしてしまい、さらに底打ちをした後にNISAでも購入をしてしまいました。

その後は6千円台まで値を戻す時期もありましたが、私が最初に買った価格まで値を戻すことはなく、期待された成長性も上場後1年くらいを過ぎたあたりから伸び悩んで、直近では赤字決算も出すようになってしまい株価は長期低迷となっています。

アイリッジの上場来のチャート(上場時より株式2分割されてます)

株価の上下を繰り返す時期が何度かあったので、売買を重ねて何とかトータルではプラスにできたのですが、NISAで購入した分はまだ含み損のまま持っています。

NISAは損失を出して売却しても仕方がないので、戒めの意味も含めて持ち続けるつもりです。

何が失敗だったのか検証

IPO銘柄としてのアイリッジにおいて、何が失敗だったのかを改めて検証してみました。

私の考える失敗した点は以下の通りです。

上場直後の株価高騰が過熱感である可能性を見ていなかった

もともと絶対に公募で当てるつもりで資金を用意して挑んだこともあり、私の中でIPO投資とセカンダリ投資をごちゃまぜにしてこの銘柄を見てしまっていた気がします。

純粋にセカンダリ投資の観点だけで見れば、初値の時点ですでに高騰しすぎと判断して、過熱感が冷めるまで様子見でよかったと思います。

このような上場時の人気集中による過熱感は、IPO銘柄では毎年起きていることであり、2018年には初値が公募の約11倍をつけるHEROZ(4382)という銘柄が誕生しています。

HEROZは初値から8ヶ月で株価は1/4まで値下がりしてしまいました。

HEROZの上場来のチャート(上場時より株式2分割されてます)

長期目線でIPOセカンダリ投資を手掛けるつもりであれば、過熱感を見極めて適正な株価になるまで辛抱して待つ心構えが必要となります。

銘柄に惚れてしまった

公募に挑む前に相当な企業研究に励んだために、銘柄に惚れてしまって、上場後の業績推移を見極めることもせずに追加投資を繰り返してしまいました。

IPO銘柄には上場時の業績がピークとなってしまい、その後の業績が低迷する上場ゴールと呼ばれる銘柄も存在します。

上場ゴール銘柄でこのような買い方をしてしまった場合は、ばん回が極めて厳しくなります。

失敗から学んだIPO銘柄の投資術

今回の失敗経験から学んだ注意すべき点やポイントは以下の通りです。

慣れないうちは株の購入を大暴落時に限定する

上場したばかりのIPO銘柄の適正な購入価格を判断するのは、熟練の投資家でも難しいことであり、初心者が独自の判断で購入すると私と同じような失敗を招いてしまう可能性が高いです。

今回取り上げた失敗経験からの学びもあり、初心者の買いタイミングは相場の大暴落時に限定するやり方を推奨しています。

相場の大暴落時であれば、その銘柄の過熱感もそぎ落とされた適正価格で購入できる可能性が高まります。

興味がある方は下記を参照してみてください。

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上場後の業績推移を見極める

どんなに将来性豊かで上場時点の業績が好調な銘柄であっても、上場後の業績を3~4四半期は見極めてから投資することをおすすめします。

上場時の過熱感で株価が大きく上昇した銘柄であっても、その上昇と同じような業績の成長をすることができなければ、株価はやがて業績推移の水準に下落する可能性が高くなります。

私が失敗したアイリッジも上場後1年あたりから業績が伸び悩んで、結果的に株価は大きく水準訂正されることになりました。

このようなことがあるので、初心者の方が買い銘柄を選ぶときは、業績チェックを基本とするやり方を当ブログでは推奨しています。

興味がある方は下記を参照してみてください。

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まとめ

今回はIPO投資の失敗経験を反面教師として、初心者の方がIPO銘柄への投資にチャレンジする際の注意点やポイントなどをまとめてみました。

IPO銘柄には実際に上場後に株価10倍(テンバガー)以上にまでなった銘柄もいくつもあり、夢のある投資対象であることは間違いありません。

ぽけご
ぽけご
今回の内容がこれからIPO銘柄の投資を手掛ける方の参考となればうれしいです。

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