こんにちは、気ままに生きてるぽけごです
無職で貯蓄を食いつぶしながら、気ままな暮らしを続けている私ですが、先日に会社を辞めてちょうど1周年を迎えました。
昨年に会社を辞めたときは、これから先はどうなってしまうのだろう、このような不安も正直ありました。
しかし実際に1年経ってみて思うことは、いざそうなったら、意外となんとでもなるもんです。
さらに言ってしまえば、自分にとってこの1年は、これまで40数年生きてきた中で、もっとも素晴らしい1年でした!
この記事を見に来てくれた人の中には、会社を辞めることに悩んでいたり、「辞めたらどうなるのか」と不安を感じている人もいるかもしれません。
そこで今回の記事では、自分の振り返りという意味もこめて、
- 会社を辞めてこの1年で変わったこと
- 辞めて1年経って改めて思うこと
このようなことについてお話ししてみたいと思います。
会社を辞めることに、悩みや不安を持っている方にとって、ひとつの体験談として参考になればうれしいです。
なぜ会社を辞めたのか?そして1年後に変わったこと
私がなぜ会社を辞めることを決めたかですが、それはうつ状態で前を向くことができなくなったからです。
詳しくは以下のページに書いたので、もし興味がある方はそちらをご覧いただければと思いますが、うつ症状に思い悩む中で、この状態でサラリーマン生活を続けていても、人生が楽しくないと感じるようになりました。
そして実際に辞めたとき、しばらくはうつ症状や虚脱感に苦しみましたが、徐々に体調も回復して、前向きな気持ちにもなることができました。
時間だけはあったので、いろいろ考えを巡らせる中で、自分のこれからの人生のコンセプトを「自分らしく気ままに生きる」ということに定めました。
そしていま、会社を辞めてから1年が経ちましたが、この期間で変わったということもいくつか存在しています。
妻と向き合い続ける人生になった
サラリーマンで仕事に打ち込んでいた時も、私は愛妻家で妻のために生きていると思い込んでいましたが、実際はそうではなく、妻にも心理的な負担をかけていました。
でも今は妻のことを一番に考えて、妻のために生きる自分を実践できていると感じています。
そして妻もそういう私と向き合って、夫婦の幸せを感じ取ってくれており、そういう妻を見て、私も幸せになるという良い連鎖反応です。
家族とふれあう時間が増えた
サラリーマンとして仕事に打ち込んでいた頃は、言葉を選ばずに言ってしまうと、家族の存在を「心配ごと・やっかいなもの」と感じていました。
別の記事に書いているので詳細は割愛しますが、この1年で家族に対する向き合い方も大きく変わった気がします。
両親の世話に対する言い争いで絶縁状態になっていた、アメリカに住む妹とも仲直りをして、約10年ぶりに会うこともできました。
お金を使わなくなって執着心が無くなった
サラリーマンという身分から解放されると、驚くほどにお金を使わなくなりました。
ただ、お金は使わなくなったのですが、幸福感は大きく増しています。
「幸福感はお金に比例しない」ということに気づいたので、お金を稼ぐということへの執着心も無くなりました。
家計を見直すことで、この生活を維持するために、
そんなにガツガツ働かなくても問題ないな…
とわかったので、サラリーマンという身分にこだわる必要もなくなったのです。
ブログが生活の中心になった
そしていちばん大きな変化は、ブログをやるようになって、こうやって自分で発信する手段を得たということでしょうか。
WordPressを扱えるようになったことで、自分のアイデアをビジネスにして、それを収入源に育てていくというやり方にめぐり合うことができました。
ブログというものには定年もありませんから、生涯取り組むビジネスとして、これからも向き合っていきたいです。
気ままに1年生きてみて思うこと
この1年を自分らしく気ままに生きてきて、前述したような変化もあったのですが、その中のさまざまなことで、新しい気付きを得ることができました。
すべてを自分で切り開ける楽しさ、厳しさ、怖さ
自分らしく気ままに生きるためには、他者の影響を排除していくわけですから、当然ながら収入の確保だったり、将来設計的なことも、すべて自分で切り開いていかなければなりません。
自分で望んでやるわけですから当然楽しいのですが、厳しさに絶望したり、先が見えない怖さに不安を覚えることも多々あります。
ただし、これは結局のところ、サラリーマンをやっていても同じことですよね。
自責で考えて挑戦できない人材であれば、他者に振り回され、他者の影響で自分の人生を左右されてしまうでしょう…
どちらにしてもやらなければいけないことなのであれば、私は自分の力で、自分だけの人生を切り開いて行きたいです。
やるだけやってダメでも、失うものは知れている
これはブログをやり出してから思うようになったことですが、ブログをビジネスとして取り組むことに対しては、リスクは本当に知れています。
必要なものは自分のアイデアと時間への投資だけです。
もちろん細かく言えば、サーバー代やWordPressテーマの費用、外注する場合のコストなどはかかりますが、いずれもコントロールできる範囲のものばかりです。
パン屋さんとかラーメン屋さんを開業するのだって、それなりの初期投資が必要ですし、毎月のランニングコストもブログと比べれば、とてつもなく大きなものでしょう。
仮に「1年で結果を出す」としてやり始めたとして、その1年で結果が出なかったとしても、失うものは12ヶ月分のサーバー代と、それまでに費やした時間コストくらいのものです。
大きな借金を背負うわけではありません。
とにかくやり続ければ道は開けるという希望
諦めてしまえばそこで終わりですが、諦めずに続けていれば、そこまでに費やしたものも無駄にはなりません。
ブログの更新を続けていれば、ドメインのパワーは蓄積されていきますし、新しいアイデアが生まれて、大きく花開くことだってあり得ます。
私はまだ収益化はできていないので、今は貯蓄を食いつぶしている形ですが、もし貯蓄がつきたとしても、収支のマイナス分だけ働いて生活費を確保しつつ、ブログを継続していくことになるでしょう。
サラリーマンという働き方について思うこと
自分で道を切り開くということに取り組んでみると、サラリーマンとして働くことの不効率さを感じずにはいられません。
もちろんすべての人がそうだという意味ではなく、自分が頑張ったら頑張っただけ評価されて、給料や昇進につながるという人もいるでしょう。
私にもそういう時期はありました。
ただ今はそうだったとしても、先はどうなるかはわかりません。会社というものは人の影響で大きく変わるものです。
会社組織そのものが変化したり、上司だったり、同僚だったり、きっかけは人ぞれぞれ違うでしょう。
自分がどれだけ頑張っても、その頑張りを誰かに吸い取られてしまう、徒労感や虚脱感はハンパないです…
しかも、それをわかってて利用する輩が相手となる場合は、本当に悪夢でしょう。
会社という存在は、自分が会社を利用する価値を理解して所属するべきで、決して依存状態になってはいけないものなのです。
人生はいつか終わる。それがいつかはわからない
先日にTwitterでこのようなツイートをしました。
自分も同年代なので、他人事ではない気持ちで読みました。
— ぽけご@40代からブログ運営 (@enjoymylife40) July 18, 2019
明日死ぬとわかっていれば、誰もが自分のため、家族のため、大切なもののために、残り時間を精いっぱい楽しく使いたいと思うはず。
明日ではないかもしれないけど、誰もが死ぬ運命なのが人生です。
精いっぱい今日を生きようと思います🍀 https://t.co/ZOCP8g1ryO
人は明日死ぬとわかったのなら、残りの時間の100%を、自分のため、家族のため、大切なもののために、精いっぱい有意義に使うでしょう。
もちろんいつ死ぬかなんて誰にもわかりません。
しかし100%確かなことは、誰もがいつかは死ぬ運命だということです。
その「いつか」が明日だったとしても後悔することのないよう、今日という日を精いっぱい、自分らしく楽しく生きようと思います。
会社を辞めることに迷っている人へ
「会社を辞めようかな…」このような悩みを持ちながら、この記事を見てくれている人も少なからずいるかもしれません。
しかし、その答えは私にはわかりません。答えを導けるのはあなた以外にはいないからです。
会社という存在は、自分が会社を利用する価値を理解して所属するべきで、何の考えも持たずに依存してはいけないのです。
- 会社に所属し続ける目的は何なのか?
- なぜ会社を辞めたいのか?
- 自分が大切にしたい本当の目的は何なのか?(明日死ぬとしたら何に100%の時間を使いますか?)
上記のようなことを突き詰めて、自らで答えを導き出してください。
たとえ会社を辞めたとしても、私のように何とかはなるものです。
まとめ:気ままな暮らしでも人生の目的を見つけられる
会社を辞めてちょうど1周年を迎えたこともあり、この1年を振り返るという意味で、1年で変わったことや、この1年であらためて思うことについてまとめてみました。
この1年を簡潔に言いあらわすならば、
- 妻と向き合って生きることのすばらしさ(我が家にとって)
- 他者に影響されず、自分の力で生涯を生き抜く力を身につけること
私にとっては、このような学びを得た1年であったと思います。
何かが大きく変わったというわけではなく、まだまだ歩き出した道なかばという感じです。
しかしその道の先にあるゴールへ向けて、到達するための考え方や必要となる要素の基本を学ぶことはできました。
この先も苦難は待ち受けているでしょうが、夫婦で楽しみながら、一緒に乗り越えていきたいと思います。
ぼくもがんばるよ!
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